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お休みどころ 2005年9月27日 火曜日

 おきのさんがチビヘビの脱け殻をはためかせています。
「天女の羽衣のようでしょう。」
 真珠色の脱け殻は光に透かすと、淡々と虹色に輝きます。鱗と鱗が反射しあい、虹は虹を呼び、ほのかにささやき交わします。花冷えのころの残照のような気配。
 ヘビの脱け殻をヘビと呼ぶのか呼ばないのか。
1
 第1回「お休み講座」は2日で50人の方々がみえました。シャーマン・ドクター、神田橋條治さんの陽の気で、次々と脱皮。忘れ物、言の葉、ゆたかに落花。お休みどころの地は、よろこびました。いい肥料になるでしょう。この秋の落ち葉と混ぜて、堆肥の熟成。
 世の中はたしかに悪くなっています。が、お休みどころは元気です。ここはひっそりと「花ゲリラ」を養うところ。
 「思うに言葉の保管所は
  お互いがお互いに 他人のこころのなか
  だからこそ
  生きられる
  千年の恋唄も 七百年前の物語も
  遠い国の 遠い日の 罪人の呟きさえも

  どこかに花ゲリラでもいるのか
  ポケットに種子しのばせて 何喰わぬ顔
  あちらでパラリ こちらでリラパ!
  へんなところに異種の花 咲かせる」
   (「花ゲリラ」茨木のり子)
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 平和のゲリラ戦をつづけましょう。
 9月28日、午後9時35分にグレッグさんは福岡空港到着。迎えにまいります。わくわくと待っています。これからどうなるのだろう。
 おととい(25日)、阿部さんと浦松さんが来訪。
 2人の大工さんたちは10月半ばから納屋の改修工事を手がけて下さることになりました。浦松棟梁は「伊勢神宮」にも参加要請された腕前なのですが、「天皇」を大切におもわなかったことがバレて、「バイバイ」と言われたそう。(これは「伝説」。ご本人に確かめたわけではありません。)
 1階の土間とおくどさん(お茶用に使われていた)はそのままに残し、隅にちょいと上がれる空間を作る。2階は18畳あるので、大きく板の間に。窓は折々つくりながら設置。屋根はいまのままに、トタン屋根。瓦をふけば、その重さに耐えられまい、ということでした。工事は雪の舞う前に終わりそうです。
 10月30日の林洋子奉納公演をどこでやろうかというと、「納屋のおくどさんの前がいいよ」と阿部ちゃん。11月3日、水俣での公演のあと、洋子さんは石牟礼道子さんと「現代に語りかける宮澤賢治」というタイトルで40分、対談をするそうです。「たったいま緒方正人さんからでんわがあった」と只今の洋子さん。
 先日、岡部伊都子さんから『<中国語対訳>シカの白ちゃん』(岡部伊都子・作 李広宏・訳)が届きました。2003年10月8日、李広宏氏が岡部さんをはじめて訪ねられたその席に私たちはたまたま居合わせたこともふしぎなら、この本に「お休みどころ」が出ているのもふしぎです。
 「こうえんであそんでいた人びとも、お寺や神社や、おやすみどころへ、にげこみました。」(P.92)
 中国語では「おやすみどころ」は「休息的地方」。
 英語では「A Resting Place」(ア レスティング プレイス)。「墓場の意味もある」とグレッグさんは教えてくれました。(上島聖好)


3
 2月16日、納屋のおくどさんの前で「二郎祭り」(北御門二郎さんの生誕を祝う集い)を行いました。

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