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お休みどころ 2005年9月13日 火曜日

 9月10日、神田橋條治さんの第1回お休み講座の日。僕は14:45まで病院勤務でしたので、神田橋さんが車で迎えに来てくださいました。東京から鹿児島空港まで来られた小林美也子さんをひろい、一路お休みどころへ向かいました。
 この日を迎えられ、内心ほっとしていました。9月4〜6日には台風14号が来襲。9月8日には先生の血圧が急に上がり、講座に来られるかどうか危ぶまれたからです。この日もあいにく雨でしたが、それでもラッキーです。
 人吉から水上村まで、時間短縮のため、旧道でなく最近できた産業道路を選んだのですが、神田橋さんの顔がパッとくもりました。気に敏感な方です。旧道にすればよかったと後悔しました。いよいよ山にさしかかると急に顔が輝き、車の窓を開けられます。「もう外の空気のほうがクーラーよりずっと気持ちいい。」
 お休みどころに降り立って、「ここは天と地の気がいい」と言ってくださったので、ほっとしました。
 10日の夕食会は20人、11日の講座には30人集まってくださいました。持ちよりのおごちそうをいただきます。神田橋さんが一人一人の問題に応じるうち、いつのまにか親しい空気、なごやかで物を言いやすい雰囲気ができてしまっていました。僕が惚れこんだ師匠ですので、皆さんに喜んでいただけるのか内心緊張していましたが、ほっといたしました。(興野康也)

 堀田雄次さん(62歳)は電気工事を営む人。丁稚奉公をはじまりに、この道47年。いましがた堀田雄次さんが丹後半島の宮津へクルマで帰ってゆかれました。滋賀県能登川町から参加した逢坂祐至(アイサカヒロユキ)さん(36歳)といっしょに。900キロの道のりが無事でありますように。おにぎり、つけもん、甘い物、お休みどころ名水、いのちのお水をペットボトルにたんと詰めて持って帰ってもらいました。が、帰りつくまでは心配。堀田さんは去年の4月にも1週間ばかり来て、間伐、薪づくり、草払い、小便小屋の解体などを手伝って下さいました。帰りには、止まってしまったお休みどころのボンボン時計を持って帰ってもらい、堀田さんの友人の時計屋さんに修理をしていただいたのです。一ヶ月後、ねじにくっついたサビはきれいに落とされ、生まれ変わって戻ってまいりました。じつは、ふしぎの時計。お休みどころのいのちの音色なのでした。2003年5月、引越したまぎわのこと。この家は先住人の荷物であふれ返っておりました。その荷をあわてて外に出し、数時間後に引越トラックが入ってくるのですが――そうそう引越前夜に私たちは民宿「白水」に到着。早朝、お昼の弁当を作ってもらいここに入るのでした。このたびのお休み講座の宿泊に改築したばかりの「白水」が使われるのも、ふしぎなめぐりです――その「荷」(ゴミ)の中から柱時計があらわれいでた。横になっているのを縦に起こしてみると、あれよあれよ、ボンボンボンと高らかな音を響かせたのでした。「この家がよろこんでいる。」とっさにそうおもいました。「ぼくは音の出るのは好きません。」とおきのさん。しばらくは、家の外の柱にひっかけて「ししおどし」にしておりましたが、それでこわがるししなどおらず。夜中にせつなくボンボン泣く柱時計に情が移り、おきのさんを説得し、家の中に入ってもらったのでした。
 以来、お休みどころのいのちの音となったのです。(上島聖好)

 いつも利用する「分部(わけべ)タクシー」の分部さん(48)も、脳梗塞後の不自由なからだをおして、来て下さいました。神田橋さんのアドバイスに、希望の光。(上島聖好)

 堀田さんとは論楽社ブックレット1号、藤田省三さんの『私たちはどう生きるか?』が朝日新聞に紹介されたとき、それを注文して下さったのがご縁です。省三さんは、ついにその本の印税をうけとって下さいませんでした。「君たちが食べられるようになったら、受けとるよ。まあ、そのときはぼくはこの世にいないだろうけどね。」と省三さん。2003年5月28日、お休みどころが開かれて四週間後に逝かれました。私たちは、省三さんのつながりで、神田橋さんに出会うことができました。
 堀田さんは、来るたびにひとつひとつお休みどころの電灯をともして下さいます。きたない小屋も、あかりがともると、広く見えます。ああ、堀田さんのお仕事はこれなのだとおもいました。自分といういのちの蔵にすみずみまであかりをともし、埋蔵物を汲みつくすこと。一隅を照らす。(上島聖好)

 9/29、いよいよ福岡空港にグレッグさん到着。目前にして、揺れています。アメリカを「捨て」て、日本を「選ぶ」ことに。祈っていてください。(上島聖好)

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 こどもたちはチビと遊ぶ。
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