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お休みどころ 2004年10月1日 金曜日

 お休みどころは3個の大型台風に見舞われました。2個目は特にひどく、ひさしのトタンばかりか野地板(のじいた、屋根の下地の板)まで吹きとばされました。家の四角では雨もりし、衣類ケースや大工道具、旅行かばんなどがぬれました。
 台風は気分も乱し、不穏になります。いったいどこまで壊れるのか。
 そういうとき、心配し祈ってくださる方の声は安心をくれます。台風の被害も、ここ平谷がいちばん小さい。郵便配達の三重子さんが「ここは平和ねぇ」と驚かれます。水俣の能「不知火」のとき、台風をとどめたのは、祈りの力だったのだ、とおもうようになりました。
 9月23日には、山を30分下った白水阿蘇(しらみずあそ)神社へお神楽を見に行きました。木下美弥子さん、岡田昌宏さんと一行4人。10時から3時半、結局最後まで見ることになりました。椎葉村伝来のお神楽。天の岩戸伝説にもとづいているそうですが、僕たちにはわかりません。終わりが近づいたころ、地元の人が柴引きをしろしろとしきりに言います。鬼との力比べ。神木サカキの引っぱりあい。3人がかりでも鬼の方が強く、聖好さんは足をつかまれて連れ去られてしまいました。柴引きの前、鬼は舞台上でタスキをかけながら舞いますが、このときに尋常でないパワーが出てくるそうです。
 白水阿蘇神社は白蛇の神さま。朝、雨戸をあけると玄関にヤマカガシがうずくまっています。家の東では真っ黒なヘビを見るようになりました。
       興野康也

 これが虚空というものなのか。9月7日の台風で、ぽっかりあいたひさしから、お空が見える。本来、あくはずのないところから、空。9/9から興野さんは鹿児島ですので、1日で応急処置を施してほっとしたのも束の間。
 次の雨では、じゃじゃもれがはじまりました。
 末雄さんが笑います。「釘の打ち方のちごうとるもんなあ。」とのどやかな声。
 指摘されるまでわかりませんでした。トタン板に山と谷があることを、そのときはじめて知りました。
 平谷の家は一軒一軒がお腹の中に包まれているが如くのつくり。木だの崖だのに囲まれているので、思うより、快。お祓いとはまさにこれなのね。観念してひそんでいます。
 流されることもありましょう。
 これもお祓いなのだから。
 どうぞ、祈って下さい。
 さて、外はバラバラバラバラ栗の実をいっせいにばらまいたような音をたてて雨が舞います。風は前回の3分の1ほどか。
 いまでんわがあり、湯山の阿部ちゃんら3人やってくるというのです。大丈夫かしら。
 書く手を休め、お迎えの準備。
 台風はまれびとも運んでくるようです。
       上島聖好

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